2010.04.27(Tue)〜2010.06.06(Sun)
2010.04.27(Tue)〜2010.06.06(Sun)
坂本龍馬像オリジナルガラス板写真 3日間特別限定公開
坂本龍馬は、天保6年(1835)、土佐藩の郷士・坂本家の次男として生まれました。商家才谷屋の系譜を引く坂本家の自由で合理的な町人気質に触れながら育った龍馬は、窮屈な土佐藩を飛び出し、幕臣勝海舟の門弟となり、航海術を習得します。その後、長崎で貿易会社を兼ねた政治結社・亀山社中、そして海援隊を組織します。対立していた薩摩藩と長州藩の間を調停し、薩長同盟の締結に尽力、さらには大政奉還の実現をめざして奔走し、明治維新を大きく推し進める原動力となりました。しかし、慶応3年(1867)11月15日、何者かによって暗殺され、「世界の海援隊を作る」という夢半ばにして、33年の短い人生の幕を閉じました。 この展覧会では、2010年NHK大河ドラマ「龍馬伝」の放送と連動して、高知や京都などに伝わる龍馬の遺品や書簡類、幕末の騒乱を伝える歴史資料などで構成しながら、坂本龍馬の波乱に満ちた生涯を浮き彫りにしていきます。 ※期間中資料の展示替があります。
NHKプロモーションでは展覧会の図録を販売しています。
図録代、送料、梱包料の合計金額を「郵便振替」にてご入金ください。
詳細については以下を参照ください。
※お振り込みの手数料はお客さまのご負担となります。
※龍馬伝の図録は江戸東京博物館ミュージアムショップでは販売しておりません。
電話番号:03-5790-6424(受付時間:平日 午前10時~12時/午後1時~6時30分)
激動の幕末を駆け抜けた、龍馬、三十三年の軌跡を音声ガイドで辿りませんか。
龍馬の残した手紙も多数紹介。「日本を今一度せんたくいたし申候」と誓った龍馬の行動力と人間性に迫ります。
香川照之さんが語る!
NHK大河ドラマ「龍馬伝」にて岩崎弥太郎役、語りをつとめる香川さんが、ドラマの興奮そのままに、音声ガイド(有料)ナレーションを務めます。
スペシャルトラック:弥太郎が語る(2ガイド)
香川さんがドラマで好演している、岩崎弥太郎が音声ガイドに登場!
弥太郎ゆかりの品を土佐ことばで語るスペシャルトラックは必聴です。
臨場感あふれるBGMはドラマの劇中曲!
あの曲で一気にドラマの世界へ…
作品を目の前に「龍馬伝」の世界を堪能できる豪華ガイドをお楽しみ下さい。
音声ガイド概要
【ガイド点数】25点程度(展示替えにより異なります)
【所要時間】約35分
【当日貸出価格】500円(税込)
【音声ガイドサービスに関するお問い合わせ】
(株)A&Dオーディオガイド
[email protected]
TEL:03-5411-5010(月~金、9:30~18:00)
坂本龍馬湿板写真
慶応2年(1866) 高知県立歴史民俗資料館蔵
・現存する唯一の龍馬像ガラス板写真。
(展示期間:4月27日~4月29日)
※3日間限定公開となります。
4月30日以降は複製資料を展示します。
坂本龍馬像オリジナルガラス板写真は、江戸東京博物館で4月27日(火)から29日(木・祝)の3日間展示された後、下記の巡回先でも会期中の3日間、限定公開される予定です。
(公開日の詳細につきましては各館にお問い合わせください)
【巡回先】
■京都文化博物館
会期:2010年6月19日(土)~7月19日(月・祝)
お問い合わせ:075-222-0888
■高知県立歴史民俗資料館
会期:2010年7月31日(土)~8月31日(火)
お問い合わせ:088-862-2211
■長崎歴史文化博物館
会期:2010年10月2日(土)~11月3日(水・祝)
お問い合わせ:095-818-8366
開催期間 | 2010年4月27日(火)~6月6日(日) | ||||||||||||
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開催場所 | 東京都江戸東京博物館 1階 展示室 〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1 JR総武線両国駅西口徒歩3分、都営大江戸線両国駅A4出口徒歩1分 都バス: 錦27・両28・門33・墨38系統、 夢の下町観光路線バス「都営両国駅前」下車徒歩3分 |
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開館時間 | 午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで) ※入館は閉館の30分前まで |
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休館日 | 5月6日(木)、5月24日(月)、5月31日(月) | ||||||||||||
お問合せ | TEL:03-3626-9974(代表) 9:00~17:30受付(休館日を除く) |
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主催 | 財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、NHK、NHKプロモーション | ||||||||||||
協賛 | 日本写真印刷、ハウス食品、三井住友海上 | ||||||||||||
観覧料金 |
※ ( ) 内は前売り及び20名以上の団体料金。
※次の場合は観覧料が無料です。
※江戸東京博物館常設展との共通券(前売・当日)は江戸東京博物館のみで販売いたします。
※前売券は2010 年1月20日~4月26日販売予定。4月27日以降会期中は当日料金で販売。
※チケット取扱:江戸東京博物館、チケットぴあ(Pコード: 688-963 ) |
天保6年(1835)、坂本龍馬は土佐藩の下級武士である郷士の次男として生まれました。本家才谷屋は豪商であったため、郷士といえども裕福な家でした。剣術に励んでいた龍馬は、19歳の時に江戸の北辰一刀流・千葉定吉道場へ入門しました。
本章では、黒船来航前後の土佐藩の政治状況や人間関係を明らかにするとともに、龍馬の思想の原点を探ります。
坂本龍馬等寄せ書き胴掛 江戸時代 |
嘉永6年(1853)、ペリーが4隻の黒船を率いて来航すると、日本は攘夷か開国かをめぐって大きく揺れ動き始め、龍馬はしだいに世界を意識し始めます。しかし、身分制度の厳しい土佐藩では、下級武士に活躍の場はありません。文久元年(1861)27歳の時、武市半平太率いる土佐勤王党に入りますが、過激な方向へ傾いていく勤王党と旧習にとらわれる土佐藩に見切りを付け、翌年脱藩しました。その後、最良の師・勝海舟との出会いが龍馬を飛躍的に成長させました。
本章では、脱藩という大きな決断に至る背景を探るとともに、人生の転機となった勝海舟との出会いを紹介します。
重要文化財 坂本龍馬書簡 坂本乙女宛(部分) |
扁額「海舟書屋」 佐久間象山筆 |
龍馬は勝の弟子になった頃から、幕府の腐敗を知り、幕府に代わる新しい政治体制が必要だと感じていました。第1次幕長戦争を経てその思いは益々強くなり、龍馬が作った亀山社中を使って薩長同盟を成功させます。その直後に寺田屋で襲撃を受け、負傷した手の治療のため、妻のお龍を連れて薩摩へ新婚旅行に出かけました。
本章では、龍馬の志士としての活動を紹介するとともに、人間的魅力にも迫ります。
坂本龍馬所用 鐔 |
重要文化財 坂本龍馬書簡 坂本乙女宛(部分) |
慶応3年(1867)5月、京都で行われた徳川慶喜と四賢候の会議が不調に終わり、倒幕が加速していきます。龍馬は長崎から後藤象二郎と土佐藩船「夕顔」に乗って上京します。その船の中で、近代日本の進むべき道を示した「船中八策」をまとめました。この案を元に土佐藩は大政奉還を建白、これをうけた将軍慶喜は、同年10月14日、ついに大政奉還を断行することになります。しかし、その1か月後、龍馬は京都の近江屋で暗殺され、33年の短い生涯を閉じました。
本章では、新しい日本のあるべき姿を求め続けた龍馬の思考や、世界を目指して結成した海援隊の本質に迫ります。
重要文化財 |
坂本龍馬使用 海獣葡萄鏡 |
坂本龍馬書簡 陸奥宗光宛 |
坂本龍馬佩用 刀 銘吉行 |
参考写真:高知県立坂本龍馬記念館 |
「近江屋」の暗殺現場実物大復元
幕末の慶応3年(1867)11月15日、坂本龍馬と中岡慎太郎は京都河原町にあった近江屋の2階で何者かによって殺害されました。この龍馬暗殺については、数多くの謎を残し、これまでも歴史家・作家等により推理や検証がされてきました。本展覧会会場では、この近江屋の暗殺現場となった部屋を実物大で復元します。
プレスリリース、写真のご用命は、龍馬伝展 広報事務局までお願いいたします。
電話:03-3664-3831(ウィンダム内)